Google Spreadsheets

Betaテスト中のGoogle Spreadsheetsを使ってみている。
Google表計算ソフト(そのまんま)なんだが、(表計算ソフトの)機能からみると(私個人あんまりヘビーに表計算を使う方じゃないからか)問題を感じられない。
同じくBetaテスト中の簡単編集(装飾?)機能付きGooglePagesが最近世代のワープロソフト代わりとすれば、GooglePagesよりかは違和感がある点がある。
違和感がある点とはWeb越しのサービスなんで、「ソフトウェアが手元に残らないこと」
会社で商用でWeb越しのアプリケーションを使うときには、その場限りで無い場合には、そのアプリケーションを提供しているサービスのライフサイクルやら信頼性(信頼できるイメージか?(残念ながら)過去のサービスでの実績は?)とか、社内にサービスをパッケージで構築した場合との費用対効果(管理コストの低減やら、電話サポートの充実度合い等)トータルで資料を作って上司や同僚と検討して利用を開始する。万が一サービスを会社で利用途中に提供停止になった場合にも会社としての決断なんで、あんま個人的心情としては実のところあんまり問題が無い。
逆に個人として(プライベートで)ファイルを溜め込んだ場合には
フリーでも有償でもいいけれど、手になじんだソフトウェアというのはサポートが切れようが、セキュリティ的に不安があろうが、かつてのローカルデータ編集用にとっておきたいものだけれど、このてのサービスだとそれができない。。
グループウェアなんかだと、「みんなと予定を共有するため」にサービスを利用し、社内グループウェアのバージョンアップがあったりしたら、古い予定を共有することはないから問題なかった。けれど表計算ソフトで、自宅でメインに使っていて。。となると、使えなくなると不便だし、緊急時はとりあえず、使うかもしれないけれど。。という位置づけになってしまうような気がする。
GooglePagesの使い方として装飾をつけるという点ではワープロソフトなんだけれど、結局Webページ作成に使う程度なら、ローカルに残っていたものを編集...操作性に慣れすぎる...なんていう問題はあんまり無い気がする。
当たり前といえば、当たり前すぎるけれど、Google Spreadsheetsギーク向けガジェットだった。対象ユーザでない私がどうこう言うのもなんだけれどHTMLベースでローカルで使えるアプリケーションとして作ってくれていたらもっとよかった。(もっともできる限り、GoogleGoogle自身の手元にデータが残るモデルを提供するのが、Google自身ののビジネスモデルのメタな部分だろう)


BGM:CAR SONGS OF THE YEARS(奥田民生
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