30日でできる! OS自作入門
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839919844/korinsdiray-22
先日の日記に書いていた時点では
opencores.orgのTIのc54xのVerilogソースを読みながらVHDLの教科書を読みながら他の人のCのソースを読んでいたりしたのだけれど、それも読書を始めるまでだった。今月前半から読み始めたのは日本製PC用OS、OSASKの作者である川合秀美さん著の
30日でできる! OS自作入門
を読み始めたからだ。
「OSっぽいデモを作っていくと自然とOSが出来上がる。(うろ覚えですんません。)」とのことで、どんなものが出来上がるか興味がある方はサポートページ
http://hrb.osask.jp/
のディスクイメージをQEMU等のエミュレータで試して見られると良いと思う。
(立ち読みしていたときには気がつかなかったが)図書館で購入してもらい読んでみると理屈抜きに楽しく、思わず他の趣味が手につかない有様だった。
そんなこんなで、福岡市図書館で購入してもらったので、最初から1日1章分読み進めよう。かと思ったのだが、一回の貸し出し期限が14日な上に、私が購入をお願いしたのと同じ、リクエストの手続きをされた方が(購入後、私が本をいったん今日、返すまでに)二人いて、このペースでは次に借りられるのはうまくいって6月の初頭になりそう。待ち遠しい。
時間の都合ややりたいこととの兼ね合いで、本の通りには進まないものの、5日から読み始めて、まだ、5日の部分でいじくってた。5日の記述までで、盆栽のように結構楽しく開発できる環境が整ってしまっているので、先へ進むことができない。カーネル空間(のようなもの)で動く(組み込みOSなんかの)アプリケーションのようなものをCで組める段階になってるのでかなり遊べてしまう。割り込みも実装される前なのでキー入力も仮想マシン上ではできていないけれど、「Build→仮想マシン上で実行」が十分に高速なので、擬似的なRead-Eval-Print-Loopとして駆動して十分に楽しい。
楽しいとか遊べるとか、ばっかり書いてしまったけれど、これは重要なことかもしれない。「OSのようなものを作っているとOSになる。」みたいなのりで、

みたいなことにもならないだろうか?(いや、なるだろう。なんか書いてみると普通だな。)
そんなこんなで、リフレッシュしたい方には
30日でできる! OS自作入門
お勧めです。(あと私のように基礎を学びなおしたい方にも。当然ですがqueueとかスタックとかLinked Listもでてきますよ。)
ただし、福岡市図書館で借りる方は(私が購入依頼=リクエストを出す前から)「OS自作入門 30日でできる!」と登録されているので検索する際は要注意です。