北九州市のわっしょい百万夏祭りを見に行く

わっしょい百万夏祭りを見物しに行く。個人的メインイベントは「夏まつり大集合」。
他の祭りというのは実のところあんまり見たりしたことが無いのだけれど、この祭りのいいところは、サービス精神旺盛で北九州市内から集められた色々な神輿などが一堂に会するところだ。っと思っていたら、今年は柳川と大牟田からも来ているそうでそれらも楽しみだった。
小倉祇園太鼓、戸畑提灯大山笠、大里電照山笠、黒崎祇園山笠、若松五平太ばやし、それに柳川のどろつくどんと、大牟田の大蛇山だ。
私は福岡の出身なので、山笠といえば、男の祭りというイメージが強く、まー、参加したことも無く飾り山を見るのが風物詩という程度で中身を語るわけにもいかないのだけれど、博多の出身ではなく福岡の出身なので見逃して欲しい。
閑話休題、男の祭りというイメージながら、小倉祇園や、若松では女性も盛んに表舞台で参加し声を出している。黒崎にいたっては山のあとにはやる気のなさそうな、女性陣がてれてれと歩いていく。これは去年もそうだったのだが、あやまった日本人観を持つ外国人が日本の実情をしってカルチャーショックを受けるかのごときショックがあった。
市民の娯楽としての祭りなのだからそれぐらいとっつきが良くて当然だ。
小倉祇園は流れ(?でいんだっけ?)ごとに音の鳴らし方が微妙に違うのだろうけれど、それに混じって戸畑等ほかの太鼓や鐘の音にのせられてすごい熱気だ。
一番気に入ってるのは、大里電照山笠だ。山笠というとやっぱりかつぐというイメージがあるが、黒崎は一旦置いて、その場でくるくる回す。あと、蛇行したりして威勢が良い。戸畑は迫力のサイズと伝統を感じる。大里ちょっと違う。動いている最中もその場で上半分がくるくる回っている。タブン、提灯も電灯だし、まわしているのもモーターかエンジンだと思う。少ないリソースで必死にアピールしているその姿はすごくいい。楽しい気分にしてくれる。(戸畑大山笠はろうそくか何かの火かも。去年ちょっと燃えてたし)
その一押しの大里を脅かしそうな勢いで今年から参加した柳川と大牟田。柳川の山の前方では人か人形か判別できないが舞が披露され、大牟田の大蛇になんと、火を噴く。紙ふぶきとかそういうものではなくてなんというか花火チックな何かを吹いている。
調子付いてくると、大蛇の上に乗っている人も、手に筒をもって火を振り回し始める。他の人にぶつけてる人も居る。すごい、遠めに見ると、シューティングのボスの自爆モードかと思うぐらいの勢いだ。